アクセス皮膚科で「取れない」と言われた粉瘤、本当に諦めるしかないの？断られる理由とその対処法を説明
皮膚科で、
「手術できません」
「これは取れない粉瘤です」
と言われて、どうすれば良いのか悩んでいませんか？
結論から言えば、形成外科などの専門的な医療機関であれば、治療できるケースが多くあります。
この記事では、断られる理由や解決策ををわかりやすく解説します。
なぜ粉瘤が「取れない」と言われるのか？3つの大きな理由
なぜ粉瘤が「取れない」と言われてしまうのか？それには以下の理由が考えられます。
- 炎症や感染があり、手術ができないケース
- 粉瘤が皮下深くにあり技術的に難しいケース
- 持病や年齢など、全身状態に配慮が必要なケース
炎症や感染があり、手術ができないケース
粉瘤が赤く腫れて痛みを伴っている状態は「炎症性粉瘤」と呼ばれます。
この状態では、局所麻酔が効きづらく、出血や感染のリスクも高まり治癒しない場合が少なくありません。そのため、一時的に手術を見送る判断がなされることがあります。
まずは抗生剤や切開排膿で炎症を鎮めた後、日を改めて手術を行うのが一般的です。
粉瘤が皮下深くにあり技術的に難しいケース
粉瘤が皮膚の深い層にある場合や、筋膜・血管に接しているケースでは、一般皮膚科では対応が困難なことがあります。
高い手術技術や画像診断設備が必要となるため、形成外科など専門性の高い医療機関での対応が望ましいとされます。
持病や年齢など、全身状態に配慮が必要なケース
糖尿病、心疾患、抗凝固薬の服用中など、手術によって全身状態に影響を及ぼすリスクがある場合、安全を考慮して手術を避ける判断がされることもあります。
ただし、患者の状態を丁寧に評価したうえで、リスク管理が可能な施設では治療できる可能性もあります。
「手術できない」と断られたときの選択肢とは？
形成外科専門クリニックで再評価してもらう
皮膚科で断られたとしても、形成外科では手術が可能なケースが多くあります。特に、再発を繰り返している粉瘤や深部にある粉瘤の切除は形成外科の得意分野です。
「北海道皮膚のできものと粉瘤クリニック」では、特に粉瘤やできものの治療に精通した形成外科専門医が診療・手術を担当します。
エコー検査や画像診断(CT,MRIなど)の精密な診断を受ける
当院では、粉瘤の深さや広がりを把握するために、エコー検査（超音波検査）を用いて診断を行っています。
提携した病院でさらに精密な検査(CTやMRI)を受けることにより、手術の可否や術式の選択を的確に判断することが可能です。
安全に手術できる時期まで待つ
炎症が強い場合などは、あえて手術を延期して炎症が治まるのを待つというのも選択肢のひとつです。
焦らず、再発や悪化を防ぐための治療方針を立てることが重要です。
北海道で粉瘤手術を断られた方へ｜当院の対応と強み
形成外科専門医による診察と手術
当院では、形成外科専門医が診察から手術まで一貫して担当します。
粉瘤の状態に応じて、くり抜き法・切開法を使い分け、再発リスクを最小限に抑えた手術を行っています。
デリケートな部位や再発例への対応実績
耳や顔、鼠径部、陰部など、デリケートな部位の粉瘤手術にも対応しています。
また、再発を繰り返す難治性粉瘤の治療実績も豊富です。
エコー検査と局所麻酔手術で安心の治療
入院の必要はなく、日帰り・局所麻酔での安全な手術が可能です。術前にエコーで状態を確認することで、より精度の高い手術計画を立てています。
まとめ｜「粉瘤が取れない」と言われた方も、まずは専門医の診察を
粉瘤は、取れないと言われても諦める必要はありません。炎症や深さ、全身状態などの要因を正確に判断し、適切なタイミングと方法で治療を行うことが大切です。
「北海道皮膚のできものと粉瘤クリニック」では、こうした難治性・再発性の粉瘤にも対応しています。まずはお気軽にご相談ください。
