粉瘤手術における生命保険の給付金はいくら?おりる条件を解説

生命保険に加入されてる方は、加入されてる保険によって粉瘤手術を受けたら給付金としてお金が戻ってくることがあります。
今回は、生命保険の給付金が給付される条件を解説。対象の方は、生命保険会社に確認の上参考にしてください。
粉瘤手術における生命保険の給付金が給付される条件

粉瘤手術費用が生命保険の保険金給付の対象になる場合があります。
対象になるか、ならないかは商品によって支払い可否のケースがあるので保険会社の担当者やカスタマーセンターにお問い合わせください。
生命保険による給付金は、診断・治療を受けた粉瘤の診療報酬点数をもとに支払われます。粉瘤が大きければ大きいほど高い仕組みです。
※1点=10円
粉瘤手術(皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部))の診療報酬点数
- 長径2センチメートル未満1,660点
- 長径2センチメートル以上4センチメートル未満3,670点
- 長径4センチメートル以上5,010点
給付金は粉瘤治療において、粉瘤と診断され「くり抜き法」あるいは「切開法」にて粉瘤(アテローム)除去手術(皮膚、皮下腫瘍摘出術)をおこなった場合、契約している生命保険によっては給付金が支払われます。
例:三井住友海上あいおい生命で給付対象の生命保険
・新医療費保険α
・低・無解約返戻金選択型医療保険
・低・無解約返戻金選択型医療保険
・医療保険(無解約返戻金型)
・引受基準緩和型医療保険(無解約返戻金型)
・一時払終身医療保険
・女性総合医療特約
しょう。
- 医療機関にてご確認
- 医療費の支払時に医療機関から発行される「診療明細書」の記載
- 手術同意書や手術計画書などの記載
粉瘤手術は10分〜15分長いもので20分程度で終わる簡単な手術です。日帰りでできてしまうため、患者様の中には「手術をした」という認識のないまま、そのままになってしまうケースがあります。
治療で支払った金額よりも多く給付金を受け取れる保険もあるので、ぜひ確認してみてください。
なおこちらの書類(コピー等)を提出する必要があるので、給付金を受け取るには確実に準備する必要があります。
実際の給付の手続きは各生命保険のウェブでも行うのが便利です。ご契約している各生命保険のHPより確認してください。
正式な術式名は以下の方法で確認できます。医療機関で渡された書類には記載がありますので、確認しま
粉瘤の手術費用は共済金もおります。その条件とは

入られてる組合の共済金においても、生命保険の給付金と同様に、各共済で定められている共済・時期により異なります。
多くの場合で「手術料」のみにかかる診療報酬が1,400点未満の手術は支払い対象外となるケースが多いです。
当院ですと、非露出部の粉瘤で長径3センチメートル未満が1,280点なので、この場合共済組合に加入いしいても共済金の給付の対象外となってしまいます。
また、粉瘤ではない診断をされて以下にあてあはまる手術を行った場合も対象外です。
手術名 | 手術例 |
---|---|
創傷処理 | 切り傷等の傷口を縫い合わせた |
皮膚切開術 | 皮膚等にできた膿瘍を皮膚切開して体外に出した |
デブリードマン | 損傷(壊死した)組織や傷口の異物等を除去して綺麗にした |
骨・軟骨または関節の非観血的 整復術、非観血的整復固定術 および非観血的授動術 | (脱臼等の治療で)皮膚の上から手や器具を使って骨や関節のズレ等を元に戻した。(骨折等の治療で)メスを使わずに添え木やギブス等で固定した |
抜糸術 | 虫歯や親知らずを抜いた |
まとめ
今回は生命保険・共済金の給付金を中心に解説してきました。
該当する方は、手術後に診断書を提出することで、給付金を受け取ることができ、自己負担を抑えて治療を受けられます。
当院では、診断書(生命保険提出用:5,500円)で承っております。ご希望の方は手術当日にスタッフまでお申し出ください。